数珠は、お葬式や法事、お墓参りの時に手にする最も身近な仏具です。
数珠は多くの珠を繋いで輪にしたもので、珠の数は108個のものが正式とされ、宗派によって形が異なります。108珠の由来は、108の煩悩を消滅させる功徳があるからだといわれていまが、現在では持ちやすくする為に珠の数を減らした、略式の数珠が一般的によく使われています。略式の数珠を、片手(かたて)数珠とか、一輪(ひとわ)数珠と読んでおり、すべての宗派でお使いいただけて、珠の種類や房の形も宗派による決まりはありません。